障害者手帳は、取得することで医療費・装具費などの助成や所得税・住民税・自動車税などの各種税金の軽減措置、公共交通機関での料金の割引サービスなどを受けることができます。また就職に関しても障害者雇用枠が利用できるというメリットもあります。一方、障害年金は年金制度です。一定の条件を満たしていれば、年金事務所に申請することで年金を受給することができます。受給金額は級によって異なり、障害が重いほど多く受け取ることが可能となります。また非課税であるため確定申告は不要です。
名称が似ているため、障害者手帳を持っていれば障害年金を受け取れると思っている方も少なくないようですが、両者は別制度であることから注意が必要です。